フリース壁紙(DIYクロス)について
フリース壁紙は1990年代にドイツで作られた壁紙です。
日本では塩ビ壁紙(ビニールクロス)がシェアの90%ほどを占めると言われておりますが、
ドイツをではフリース壁紙が、なんと90%以上のシェアを占めています⚠️
その他のヨーロッパ諸国でもドイツ程ではなくても、フリース壁紙が非常に多く使われています。
🟢フリース壁紙の特徴
・デザインが豊富
・DIY向けの壁紙で、収縮が少なく初心者でも貼り易い
・幅が53cmの物が多く、重さも1kg前後ですので、女性でも簡単に貼る事ができる
・簡単に剥がす事ができ、賃貸でも使用可能
・糊無しですので、壁紙以外の用途でも幅広く使える
🔵では、なぜ使い易いフリース壁紙が日本では普及しないのか
日本では土壁、漆喰など壁は職人が作る物とされていました。
その後、ビニール壁紙が普及しましたが、職人が貼る事を前提として作られたため、
自分で貼るのは難しく、現在でも「壁紙は職人が貼る物」と多くの方が考えています。
壁紙よりも他のインテリアや収納を重視されることが多いのも要因かと思います。
フリース壁紙は既存の壁紙の代わりではなく、壁紙の上から貼るデコレーション用の壁紙です。
そのため、全面に貼らなくても、1列だけでもアクセントクロスとして楽しむことができます。
最近ではDIYの需要も増えていますが、フリース壁紙の認知度はまだまだ低く感じます。
フリース壁紙が普及してほしいと願うと共に
自分で簡単に貼る事ができるということを皆様に知って頂ければ幸いです。